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メッセージ

ニチラス運輸株式会社は山陰と全国を結ぶ会社です。

何のために

何のためにニチラス運輸を経営しているのか?
この問いに対しいつも考える事が多いのですが、私が思うに「人に求められ、その期待以上のものを返す」という事を実現するために経営をしているのだと思います。

子供の頃から先代の父親の背中を見ながら、漠然と「いずれは会社を継ぎたい」という思いを抱きながらも、本当に運輸の仕事が好きなんだろうか?とか、経営とかよく分からない頃からずっと考えていました。

経済団体・経営者団体で異業種の経営者と交流する中で、この「何のために経営しているのか?」という目的や会社の存在意義についてずっと深く考えてきました。

地域に必要とされる会社とはどういう会社か?

私は、まずは人に求められ、期待される会社、経営者になり、更に相手が期待する以上の〝何か〟をお返しするという積み重ねによって必要とされ続けると考え、社員さん達にも共有しています。

 

期待以上に返す

先代からよく言われていたのが「直ぐに返事しろ」という事。

2021年11月頃、コロナ禍で困っているクライアントが運賃値下げのお願いに回ってこられた。

その会社の荷物はウチを入れて5社が運んでいましたが、話を聞いた翌日、「自社の得意なルートは値下げに応じ、どうしようもないところは逆に値上げ、相対的に価格を抑える」という精一杯の対応をしたところ、その年明けから弊社が全ての荷物を運ばせていただくことになりました。

弊社も楽ではないですよ。でも、わざわざ相談にきてくれたことに応えたかった。

普段からの信用・信頼関係もありますが、求めてくれたことに期待以上のものを直ぐに返す。

その結果、取引量が増えたというエピソードです。

ニチラス運輸株式会社は山陰と全国を結ぶ会社です。
ニチラス運輸株式会社は山陰と全国を結ぶ会社です。

積極的に挑戦

自社の強みやクライアントの求めるものを細分化して考えるということも、最近実践しています。

例えば、弊社ははずっと物流がメイン。物をAからBに運ぶだけでなく、それぞれの地点にある倉庫内で物を運ぶ、というのも隣接異業種だと考えました。

クライアントの、自社ではできない倉庫内のフォークリフト作業に特化した部門を新設し、近年では若い人材の採用も積極的に行い、今や事業の柱もになりました。

この業態は人材難なのですが、「フォークリフト作業」という具体的な求人を行ったところ、思った以上に多くの人から面接希望があり、若くてたくましい人材が集まってくれました。

その結果、これまでできなかった事やジョブローテーションも社内で組みやすくなり、良い流れが生まれ始めています。

必要とされる会社

ニーズや、相手が何を求めているのか、更にピンポイントで何を希望しているのか。その辺りを科学することで本当に求めるものが見えてきて、それに対して期待以上のものを提供できれば喜ばれて、それがさらに良い連鎖を更に生んでいく。

まさに、何のために経営しているか。会社を、自社や地域や社員さんや、関わる人たちの幸せを創っていくための器にしていかなければ、という想いを実現できるのでは?と感じています。

この先も経営者として、地域に必要とされる会社として、この荒波を乗り越えていきたいと思います。

ニチラス運輸株式会社は山陰と全国を結ぶ会社です。
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